Tomoyuki Santo PHOTOGRAPHY

スクェアのフォーマットに撮りたいものを収める。

簡単には、真ん中にどしっと。

でも、いままでの出癖か、少し斜めにしたり、横に配置したり。

きっちり収めるにはかなり意識しないと難しい。

Mamiya RZⅡ 6×6
2015.1.25 小石川後楽園

緑の隙間から日陰に漏れ落ちる光。
一様に日当たりが良い場所より、なぜかあたたかみを感じる。

なにかをより感じるポイントはこんなところにあるのかもしれない。

Mamiya RZⅡ 6×7
2015.01.30
浜離宮恩賜公園

寂れて誰にも見向きもされないようなもの。
自然な時間経過を感じさせられる。
意外と普段の生活では感じる機会も少ないと思う。

自然のなかでそんな被写体を見つけて、もうすぐ来る春には新しい緑に変わる、そんな想像をしながらシャッターを切った。

Mamiya RZⅡ 6×6
2015.01.25 小石川後楽園

ついつい撮ってしまうと言えば、やっぱり映り込み。

水に写り込んだ空は何故か少し鈍い色になって、不安定な揺らぎと合わさって素敵な景色にことが気がする。
少し強い空の光も、半分は透過して水の底へ向かっていき、反射するのは一部分だけなので柔らかな光になる気がする。

Mamiya RZⅡ 6×6
2015.01.25 小石川後楽園

数日前にアップした写真に窓の向こうの景色という表現で、ファインダーの中に何かを囲むような構図をみるとつい撮ってしまうと書いた。なんだかしっくりしない表現だなと思っていたけど、シンプルな感じだとトンネルみたいな構図かなと思った。

きっと、みんな撮ってしまう構図だろうなと・・・
なにか撮りたい対象が囲まれるような構図、トンネルの先に光が見えているときっと更にかな。

構図の難しいことはおいといて、つい撮ってしまう時を集めていきたい。

Mamiya RZ67Ⅱ 6×6
2014.11.16 明治神宮