いよいよ7月から始まった2BWSも終わりが見えてきましたが、この九回目はおそらくWSの集大成となる浅草寺撮影会。
露出計なしで撮影するのにWSの最初の頃は少し躊躇していましたが、この日は36枚撮x2本ほど撮影。露出についてなんとなく分かってくると、撮影テンポが上がるのか、沢山撮れるようになってきた気がします。
上の写真は、WSのあと撮り残していたフィルムを撮影しきって現像した1枚です。
浅草は観光客が多いので、撮影していても全然目立たなくていいですね。こういうところからスナップの練習をするものいいですね。
■浅草撮影会!
WS当日は、予報通り小雨の中撮影スタート。
雷門前で集合して、仲見世通りをスナップしながら歩いて、本堂へ。
曇りというか雨なので、光は少ないのですが、仲見世通りの軒下や、雷門、宝蔵門、本堂など意外と影が多くて、なかなか露出の難易度も高かった気がします。(結果は現像をみてからですが)ただ、師匠のガイドがあるので全く問題なし(笑)
こうやって、いろんな光の状態を知っていくことで、だんだんと露出についてわかってきたかなと思ってます。
写真を取るときにはいろんな制約があって、シャッタースピード、絞り、感度、画角、構図、撮影する人にもよりますがそのパラメータは沢山あるものと思います。その中で露出の制約から開放されて、本当に一度に沢山撮れるようになってきている気がします。
なんとなくこのWSの目的というか教わっているのは、この沢山撮る方法なのかなと思いました。確か暗室作業でも”沢山焼けるようになる”とおっしゃっていたので、そんなに大きく間違っていない気がします。
勿論もっとたくさんのことを教わっているのですが・・・沢山撮れるようになったらまぁ、いいかなとか。
最後に、例の場所に行って光の作られ方を実際に感じてみました。例の場所とは、第一回のWSの時に紹介いただいた写真集の撮影場所。
どんな状態になったらあんなフラットな光が自然光で現れるのかと思っていましたが、ホントにあの場所を教えて貰えて良かったです。これから色んな場所に行った時に、光を観察するのを忘れないようにしないと。
という訳で、次回は浅草撮影のネガを暗室プリント。